6週4日目。
6月23日は分娩予約をした病院での初めての検査でした。
朝、ミニトマトを食べてみたらとっても食べやすくて気持ちムカムカするときはミニトマトなら食べやすいんだ！と思った。
(この時点で明らかに悪阻は酷くなりつつありました。)

ミニトマト食べてから病院へ。

大きい病院とあってか、予約していてもこの日は1時間半待った。

夫と病院へ行ったので夫は初めてのエコー。
赤ちゃんの心臓が動いているのを見て感動したようです。
「心臓速いよ！！」

そう、赤ちゃんの心拍数は大人よりもとっても速くて私も最初に見たときにビックリしました。
あんなに速くて大丈夫なんだろうかと、家に帰って検索したのを覚えています。

テキパキあっさりとよく話す女医さんでした。
大きな病院なので、担当制ではなく色んな先生が見ていくとのこと。

エコーをした時に、出血した話をしました。
すると、子宮の中に赤ちゃんのいる部屋 胎のうとは別に同じくらいの黒い部分が2つ見えました。

「ここ、血のかたまりとポリープがまだありますからね、また出血すると思います。」

とってーーーーもあっさりと言う。

蚊に刺されます(*´∀｀)

くらいのたいしたことない感じ言われた。

「大丈夫なんですか？」

「こればっかりは薬もないのでまだ週数も浅いですし、治療の方法がないんですよねぇ、だいたい子宮の中で吸収しちゃうんですけど、吸収されずに出てきてしまう人もいる。腹痛があったりなにか心配であれば連絡ください。あとは、無理なく休んでくださいね。」

まただ。

どのくらい、無理なく過ごせばいいのかわからない。。。(T_T)

私は、大阪でのライブのことが気になった。

「あのー、来月どうしても大阪に行かなくてはいけないんですけど、、行っても大丈夫ですか？」

「大丈夫かそうじゃないかと言えば、大丈夫！とは言えないです。辞めておいた方がいいと思います。やっぱり出血もあるしオススメはできませんね。出血は普通はないものなんですよ、ただ初期に出血する人はいます。これは治療できるものではなくて安静にしているしかないんですよね。あとはもう、、、自己責任になりますよ。」

Σ(￣ロ￣lll)なんだってーーーー！！Σ(￣ロ￣lll)

確かにあんな大出血がまたいつどこで起こるかわからなく、違う土地でもしもの事を考えると悩んでしまった。

診察が終わり、そのあと助産師さんから指導があるとのこと。

「森口さーん！」

呼ばれたので別室へ。

妊娠してこれからの事をザーッと説明された。

「悪阻も恐らくこれから酷くなる人は酷くなるし食事のことも気をつけないといけないんだけど、食べれないとき悪阻の時は、仕方ないので食べれるものだけ食べてください。
もしも、水分もとれなくなってしまったら、それは危険なのですぐ連絡ください、点滴したり対応します。」

など、これからの体の変化のことや、病院の緊急の連絡先をくれたり、
これからお母さんになる人向けの冊子ももらったりした。

大阪行きを迷っていた私は助産師さんにも聞いてみた。

「あのー、来月どうしても大阪に行かなくてはいけないんですけど、大丈夫ですか？」

すると、助産師さんの顔が曇った。

「んー、時期も時期なのでねぇ、大丈夫とは言えないんですよねぇ。まだ初期で安定していないし、出血もあるみたいだし、あと、週数的に恐らく悪阻もひどくなる時期だと思うのでそれどころじゃ無くなるかもしれませんよ。先生は何て言ってましたか？」

「大丈夫とは言えないと言ってました。」

「ですよね、こればっかりは人によるんですけど、
大丈夫とは言えないですねぇ。あとはご家族と相談してみてください。辞めておいた方が私はいいと思います。」

「はー、そうですか、、、(T_T)」

話が終わり、帰りながら夫に相談。
夫は私が大阪に行きたいのをよく知っていたので、
頭から「辞めなよ」とは言わなかった。
一緒に悩み、
私の様子を見ながら言葉を選んでいるようでした。

母にも相談。
母にはすぐに、反対された。
「出血があるなんておかしい！」とのこと。

ネットで色々検索もした。

出血で入院している人もいれば、何も問題なく過ごしている人もいる。
妊娠中の症状って本当に人それぞれなんだなと改めて思う。

大阪行きを１日悩んだ。

この日、病院帰りに母子手帳をもらいに行きました。補助券ももらいました。(検診の時に使うと診察代の自己負担が少なくなります。)

何となく母親になるという実感が生まれる。
マタニティーマークも急に倒れたときの為に、妊婦さんとわかるようにつけて行動する事を勧められました。

次の日、

この日も常にムカムカ。気持ち悪い。
出血はなくてもお腹はずっと子宮がキューっとなる痛みなどは常にありました。
これが酷くなりさらに出血もあったら良くない傾向なんだなと、自分の身体の様子を見ていました。

どうか出血しませんように。

家事をする気力もなく寝ていました。
この日のご飯も夫にお世話になる。

この日食べれたものは、
おにぎり、冷やし中華、すいか、トマト。

ずっと悩んでいたけど、誰にも大阪行きを賛成されないので、大阪のスタッフさんに連絡。
大阪のスタッフさんにもとても心配して頂く(T_T)

お話して、今回は中止ということですすめていただくことになりました。

ファンの方、スタッフの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
本当に申し訳ありませんでした。m(__)m

夫にも中止にした事を話した。

「うん、そうだね。」

やっぱり私の気持ちを尊重してくれようとしていたけど、いつも間近で私の様子を見ていたので心配していたようです。

ギターの加藤さんにも連絡。

落ち込んで泣きそうになる。
皆さん、ごめんなさい。

夜、お風呂にゆっくり浸かったら、立ちくらみを起こした。
ベットに横になるとお尻から腰にかけて、そこに心臓があるのかと思うくらいドクドクしていた。
初めての感覚！
ビックリした。

しばらく、休んでたら落ち着いてきましたが、
なんだったんだろう。
血液が赤ちゃんの為に、子宮に集まってるからかなぁ？

妊娠してからは、自分の身体なのにコントロールが効かなくてモヤモヤする気持ちばかり続いた。

「風邪をひいている方がマシ。」

この言葉がすぐに出ちゃう。